誰でもボランティアできる。
スペシャルオリンピックスのボランティアは、経験や能力、年齢を問わずに誰でもできます。
たとえ、ごく短い時間しかとれなくても、出来ることがあります。
まず、身近にできることからはじめてみませんか?
その体験、スペシャルオリンピックスだけ。
日常プログラムのボランティアとして初めて参加すると、アスリートと一緒にスポーツをする体験をします。そこで、アスリートは、様々なことを教えてくれます。教えてくれるといっても、もちろん、図や言葉ではありません。だから、あなたの五感を駆使して感じてみましょう。あるボランティアは、次のようにスペシャルオリンピックスの感想を言っていました。
スポーツを本当に楽しむ!ということは、どういうことかを教えてくれました。アスリートは、あらゆる感覚に敏感、さらに純粋にスポーツが好き。だからスポーツをしている間は、とにかく全力で一生懸命です。だから、スポーツが楽しい。
また、スポーツを本当に楽しんでいると、その結果どういう事が起きるかも教えてくれました。アスリートは、素直で、一歩ずつ確実に成長するので、着実に運動能力を上げて、競技会に出場して1位を獲得することが出来る。
でも、その反面、アスリート自身の努力では、どうにも出来ない「壁」ことがあることも教えてくれました。例えば、喜怒哀楽の表現が上手に出来ない、何気ない会話が出来ない、計算が出来ない、漢字の読み書きが出来ないなど。そして、それらが知的障害であること。
スペシャルオリンピックスを体験することで、知的障害とは何かを知り、アスリートのために、私たちに出来ることがあることに気付きました。
スペシャルオリンピックスでは、あなたがボランティアをした時間以上に、貴重な体験が得られます。
(SO日本【Be a fan】 3.アスリートを支えるボランティア ~ Be a fan ~ Ver.2014 より)
SON・東京