2017年3月2日の読売新聞に記事掲載になりました。
【全文】
知的障害者のスポーツ参加を支えるため、スペシャルオリンピックス日本(SON)・青森(青森市、土岐司会長)は、インターネット上で広く資金を募る「クラウドファンディング」の第2弾を始めた。4月17日までに目標額74万円を募り、会員のプールやスポーツ練習場の入場料などに充てる。
SON・青森は年間を通じて、知的障害者たちに水泳やバスケットボール、陸上、スケート、スキーなどのスポーツに参加する機会を設け、コーチがボランティアで指導している。
県内の知的障害者の会員は50人余りいるが、親世代の高齢化が進み、昨年も会員の父母3人が亡くなったという。高齢化による親の収入減少といった経済的な理由でスポーツの継続を断念することがないよう、昨年秋にクラウドファンディングで資金を募ったところ、当初の目標額46万円を大幅に上回る約74万円が集まった。
今回集まった資金の一部は、3月のオーストリア世界大会に出場する日本選手団の個人負担軽減にも役立てるという。
クラウドファンディングへの参加は、公開URL(https://readyfor.jp/projects/sonaomori1702)へ。